東京メトロ東西線が通り、大手町や日本橋など都心へのアクセスの良さと家賃のリーズナブルさで人気の「葛西駅」。今回は、葛西エリアで一人暮らしを始めて5年になる20代男性に、北口・南口の雰囲気の違いや夜道の安全性、住んで実感したリアルな防犯事情を伺いました。
回答者プロフィール
- 在住期間: 2021年4月〜2026年5月現在
- 最寄駅: 葛西駅
- 年代・家族構成: 20代男性(一人暮らし)
Q1. 夜道の明るさや夜間の人通りの雰囲気はどうですか?
「葛西駅周辺は利用者がとても多いため、駅周りの人通りは夜間でもかなり多いです。駅を中心として東西南北の四方に住宅街が広がっているため、駅から離れるにつれて人が各方向へ分散していくようなイメージですね。
駅の北口側は居酒屋などの飲食店が多く、夜になるとキャッチ(客引き)が常に少し立っています。一方の南口側は一般的な飲食店が多く、大きなバスターミナルもあるため、北口よりもさらに人通りが多くて明るい印象です。
ただ、北口側・南口側ともに、一本裏に入った細い路地は人通りが一気に減って街灯も少なくなります。安全に帰宅するなら、多少遠回りでも環七通りなどの大通り沿いを通る方が防犯上間違いなく安心です」
Q2. 子供の通学や女性の一人歩き、地域の見守り体制はいかがでしょうか?
「南口側には駅前交番があり、昼間や明るい時間帯は人通りも車通りも一定数あるため安心感があります。バスロータリー付近には交通整理員の方が立っていたり、警察の定期的なパトロールも見かけるので、地域の見守り体制は機能していると感じます。
ただし、昼夜を問わず細い路地は人通りがまばらになりがちです。子供や女性の一人歩きに関しては、そうした細い抜け道を使わないよう注意したほうが良いと思います。
葛西はファミリー層を含めて非常に住民が多い街だからこそ、普段から人目のある明るい大通りを歩くルートをあらかじめ確認しておくことが、一番の自衛策になるはずです」
Q3. 実際に暮らしていて不安を感じた瞬間や、ご自身で行っている防犯対策はありますか?
「葛西は昔のイメージから『治安が悪いのではないか』という噂を耳にすることもあります。そのため、入居前には駅からの帰り道や交番の場所を事前にしっかり調べてから引っ越しました。実際に5年間暮らしてみて、一度だけ服がはだけた不審な男性を見かけたことがありましたが、直接的な実害や大きなトラブルに巻き込まれることはなく、基本的には安全に生活できています。
とはいえ、万が一に備えた自衛は欠かせません。外出時は必ず大通りを通るように意識し、部屋選びの段階でもオートロックに加えて玄関が二重ロックになっているセキュリティ付きアパートを選びました。また、低層階を避けて少し高めのフロアを選び、敷地内に防犯カメラが設置されている物件にしたことも安心につながっています。
室内でも在宅時は内側からのチェーンロックを徹底しています。自宅自体の防犯はもちろんですが、やはり『駅から家までの帰り道』の安全確保が一番重要だと実感しています」
Q4. これから葛西駅周辺でお部屋探しをする方へ、防犯のアドバイスをお願いします!
「葛西駅周辺はバス便エリアを含めて住宅街が広大なので、駅から距離がある物件も多いです。夜間は昼間と比べて人通りが大きく変わるため、特に一人暮らしや女性の方は、できるだけ駅から近い物件を選ぶこと自体が有効な防犯対策になります。
また、住宅街には入り組んだ細い道がたくさんあります。物件を決める前に、マップや実際の街歩きで『夜間でも安全に通れる明るいルートがあるか』を必ず確認してください。
物件設備としては、防犯カメラの設置やオートロック、二重ロック仕様など、セキュリティ対策が整ったマンションを選ぶと日々の安心感が格段に違います。現在の葛西は昔に比べて落ち着いた暮らしやすい街になっていますが、念のため防犯ブザーなどの防犯グッズを持ち歩くなど、個人としての基本的な防犯意識を持って暮らすことをおすすめします」
